Excel VBA 簡易的なファイル名変更・移動のツール

Excel マクロ、VBA

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はじめに

Excel VBAで、Excelシート内に書かれたように、複数のファイル名の変更orファイル移動を簡単にやるツールを作成した。

このツールを使うと、たとえば

D:\一時保存\ファイル名変更テスト\フォルダ0001\支店.txt

といったファイルなら

D:\一時保存\ファイル名変更テスト\フォルダ0001\支店_ファイル名変更.txt

などと新しいファイル名を指定すれば、その通りにファイル名を変更できる。また

D:\一時保存\ファイル名変更テスト\新しいフォルダ0001\支店New.txt

などと別のフォルダを指定したら、そのようにファイル移動される。

もちろん複数のファイルを同時に処理可能。

こういうのは、Powershellとか他のツールでやる方法は色々と紹介されているが、なんだかんだ身近なExcelでやるのが分かりやすいと思った。手抜きですが、自分でも割と使ってます。

とにかく簡易的に作るのが目的なので、エラー対策とかも大してしてないし、普通にDLできるよう公開します。

DLはこちら

ソースコードなど

今回のマクロ、ソースコードは↓の通り。

VBAのNameステートメントは、ファイル名変更のほかに、ファイル移動の機能も兼ねている。

今回のマクロは、ただそれを当てはめただけ。

Excel VBA FileSystemObject(2)ファイルのコピー・移動ほか

使い方

今回のツールは、Windows10以降を前提に、次のような使い方を想定して作っている。

エクスプローラの画面で、目的のファイルを選択してから

リボン「ホーム」タブ
→「パスのコピー

とする。

すると、それらファイルのフルパスが文字列としてコピーされるので、これをテキストエディタにでも貼り付ける。

続けて当ツールのB列にも、それらの文字列を貼り付ける。

先ほどテキストエディタに貼り付けたフルパス情報のデータを、テキストエディタの機能で置換とかして色々と書き換える。そしてそれをコピー。

いま書き換えた文字列を、C列に貼り付ける。

そして「ファイル名変更」ボタンを押す。確認メッセージに対し「OK」を押す。

これで、表の中にまとめられた情報を元に、複数ファイルの名称変更・移動ができる。

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