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前回の記事では、Excelで日付を求めるに当たって、YEAR・MONTH・DAYの日付3関数とDATE関数を扱った。
また例題として、翌月20日の日付を求める方法を扱った。
さて、1日とか20日とかなら、固定された日付だから求めるのは簡単だけど、月末日を求めるのはちょっとわけが違う。
言うまでもなく、月によって月末日が何日か違うからだけど、それを求めるのも日付3関数+DATE関数でいける。
日付3関数+DATE関数と0指定で月末日を求める
上図のように、年と月の数字が与えられててそこから月末日を求めたい場合は、
=DATE($B2,$C2+1,0)
と、月に+1して日に0を指定するという方法で良い。
翌月の0日=当月の末日という理屈で、きちんと末日を求められる。
EOMONTH関数
さて、月末日を求めるのには、EOMONTHという専用の関数がある。
EOMONTHとはEnd Of Monthだね。
EOMONTH関数の構成は
=EOMONTH(開始日, 月)
で、「月」の部分に何ヶ月後というのを指定する。
上図のように、当月の末日というなら、「月」は0で良い。
そして1ヶ月後とか求めるなら、「月」項目にその数字を「1」などと指定すれば良い。
EOMONTH関数は、この例のB列のように「2018/10/01」といったフルの日付が与えられた場合に有効だ。
しかし私の業務においては、日付3関数+DATE関数と0指定の項で上げた図のような、年と月の数字だけが個別に与えられたケースが多かった。
そういうケースでは、EOMONTH関数よりも日付3関数+DATE関数と0指定でいけば良いだろう。
覚える関数を減らす意味も含め、EOMONTH関数は後回しでも良いだろう。まず日付3関数+DATE関数を確実にモノにしておこう。
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