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シートにジャンプするリンクを関数でセットする
下図のExcelファイルは、目次シートのB列に、各シートのシート名が書いてある。
この場合、A2セルに
=HYPERLINK( “#'” & B2 & “‘!$A$1” , “GO” )
と計算式を入れれば、B2セルに書かれた「A001」シートの$A$1セルにジャンプするリンクを設置することができる。
そしてその計算式をコピーして、下に貼付けていけば、B列の各セルと合致する名前のシートにジャンプするリンクが設定できる。
HYPERLINK関数
答えを書いたので今回の内容はほぼこれで終わりだが、今回使った関数はリンクを貼るHYPERLINK関数だ。
リンクを貼るというのは通常
Ctrl+K
コマンドで、下図のような画面から設定できるし、私はあまりこのHYPERLINK関数を使うことがない。
ただ今回は、B列のセルに書かれた文字を参照して、ちょっと凝ったリンクを設定するのでHYPERLINK関数が必要となった。
HYPERLINK関数は、外部のWebサイト等へのリンクを貼ることもでき、
=HYPERLINK(“https://www.yahoo.co.jp/” , “ジャンプ”)
のような形で書く。
ブック内シートへのリンクには「#」が必要
ただ、関数を書いたのと同じExcelブック内のシートにリンクを貼る場合は、
=HYPERLINK(“#‘A001’!$A$1″ , “GO”)
のように、シート名の前に#マークを加えないといけない。
そこで、最初に設定した数式を再度見ると
=HYPERLINK( “#‘” & B2 & “‘!$A$1” , “GO” )
となっている。
そして、B2セルの文字「A001」と&演算子などを総合すると、この計算式の内容を分解したら
=HYPERLINK(“#‘A001’!$A$1“,”GO”)
というようになる。要は、セル‘A001’!$A$1へのリンクが貼られているということだ。
ちなみに、今見たように数式の内容を解析したい場合は、解析したい式の文字列
“#'”&B2&”‘!$A$1”
の部分をマウスドラッグで選択してから、F9キーを押せば、解析後の数式
“#’A001′!$A$1”
として表示される。
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