Excel PowerQuery 列の基本操作

Microsoft Excel

スポンサーリンク

今回は、ExcelのPowerQueryで、列を選択とか移動とかする基本操作について書く。

本当に基本的なことばかりで、普通に使ってるだけで分かる事項が多いと思うけど、一応記事にしとく。

PowerQuery エディターの基礎

複数列の選択

PowerQueryエディターで複数の列を選択する時は、通常のExcelシートのように単にドラッグするだけでは選択できないが、

  • Shiftキーを押しながらクリック→連続した列を選択
  • Ctrlキーを押しながらクリック→離れた列を選択

とすれば良い。

列の名前変更

列の名前(タイトル)は、列の見出しをクリックしてからF2キーで変更できる。

列の移動

単にドラッグで移動

列を左右に移動するには、通常は列をマウスでドラッグすれば良い。

先頭や末尾へ移動

列の数が多い場合など、マウスでドラッグするだけでは、PowerQueryエディターの使い勝手は正直良くない。なんか画面もなかなか横にスクロールしてくれず、少しずつしか移動できない。

そこで、選択した列を一気に先頭や末尾へ移動するには、

リボン「変換」タブ
→移動
→「先頭に移動」や「末尾に移動」

とすれば良い。

あるいは、列の右クリックメニューから「移動」とすることでも、「先頭に移動」「末尾に移動」メニューが出てくるので、こちらを使っても良い。

列の削除

不要な列を削除するときは、列を選択してDeleteキーを押せば良い。

選択した列を削除するのはDeleteキーだが、選択した列「以外」を削除するには、

リボン「ホーム」タブ
→列の削除
→他の列の削除

とすれば良い。

「他の列の削除」も、右クリックメニューを使っても良い。

列削除のステップ解消

前回の記事で扱ったが、PowerQueryでは処理を「ステップ」で管理している。

列の削除についても、削除したのを後から取り消したかったら、その「ステップ」を☓印で消せば良い。

PowerQuery エディターの基礎

しかしこれ、たとえば「列01~列10を削除したのを全て取り消し、復活させる」ということはできるが、「列01~列10を削除したのを一部取り消し、列03と列05だけ復活させる」といった一部のみの取り消し・復活はできない。

不用意な列削除をしていると後が面倒になるので、慎重にやろう。

スポンサーリンク