Excel PowerQuery 行番号(インデックス)を付ける

Microsoft Excel

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インデックスの追加

今回はExcelのPowerQueryで、各行に行番号(インデックス)を自動で付ける方法を取り上げる。

リボン「列の追加」タブ
→「インデックス列」の右端にある▼ボタンを押して、「0から」「1から」のいずれかを押す。

▼ボタンを押すのではなく直接「インデックス列」を押すと、0開始になる。

連番の行番号が右端に追加される。

インデックスの使い道

このインデックスって、単に行番号として振るだけでは実用性があまり無いかと思う。

主要な有効活用方法としては、0番などインデックスの中で最小のものだけにフィルタリングするというものがある。

通常のExcelのオートフィルタと同じように、列見出しの右端にフィルタリングの▼ボタンがあるので、それを押す。
→そして、0番だけにチェックを入れるというようにすれば、フィルタリングができる。

だから、例えば

あらかじめ、実績数値が大きい順に並べ替えをしておく
→0番開始のインデックスを振る
→インデックス=0番のみにフィルタリングする

とすれば、実績数値が最大のデータのみに限定して出力するという仕組みを組み入れておくことができる。

自由にインデックスをカスタマイズする

上記で扱ったのは、0や1から始まって、1ずつ増加していく連番のインデックスだが、それ以外のパターンを自由に組み込む手順は次の通りだ。

リボン「列の追加」タブ
→「インデックス列」の右端にある▼ボタンを押して、「カスタム」を押す。

インデックスの開始数値と増分を入力する画面になるので、それらを入力して「OK」を押す。

もちろんこれらは、負の数値でも良い。

設定した通りに、インデックスが振られる。

後付でインデックスをカスタマイズする

インデックスを振ったときは、PowerQueryエディターの「ステップ」に「追加されたインデックス」として記録される。

開始番号など後から変更したいときは、そのステップの右端の歯車マークを押せば良い。

インデックスの開始数値と増分の入力画面になるので、それを書き換えれば良い。

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