Excel「リンクの編集」コマンドでリンクをチェックしておこう

Excel 一歩先へ

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Excel リボンの配置を無理に覚えようとしなくて良い のページで、「リンクの編集」というコマンドをExcelのリボンに追加するよう推奨した。

これは何かって、要は「なんかわけの分からんファイルとの関係がExcelファイルにできてしまってるから解除しなさい」って機能。

まずこの機能を使う場面じたいがないのが好ましいのだけど、この機能を使った対処法を知っていればきっと、周囲と差をつけられる。
この機能について、大した知識を持たず曖昧になってる人が大半だからね。

そんで、「なんかリンクの解除とかしないといけないみたいなんだけど、何とかしてくれんか」とか頼りにされる場面が出るだろう。

それではこのコマンドについて、解説を書いていきたい。

「リンクの編集」ボタン in リボン

この「リンクの編集」コマンドをリボンに追加しても、通常の場合はボタンがグレーになっていて使い物にならない。

しかしこれで良い。たとえば下図では、左側のブックのA1セルに、右側ブックの「元データ」シートを参照する =[Book2]元データ!$A$1 という計算式を入れてある。

リンクの編集ボタンがアクティブ化

こういった、他のブックを参照する形の計算式が入った場合、リボンの「リンクの編集」ボタンのグレー状態が解除されて、ボタンに色が付く。

「リンクの編集」をリボンに配置する意義

「だからなに?」と思われるだろうか?
こういう簡単な例なら良いが、実務で作成されるExcelファイルにおいては、気付かないうちにこのような、他のブックを参照する計算式が消されず残ったままになっていることが、ままある。

そういう余計なリンクが貼られた計算式は、そのリンク元のブック(上図でいえば「元データ」のブックだ)が仮に削除されたりした場合、データを保つのが難しくなる。

下手すると、データを最初から作り直す羽目になりかねない。

Excelを漫然と使っている人達は、こういった外部リンクが残ったままのブックを、無頓着に送付してきたりする。
で、私などはそれを見て面倒だなあと思うのだけどね。

ではこのリボンを配置したことによって、他のブックを参照する計算式が残ってるのを見付けたら、後はどうすれば良いのか?

これがなかなか、一筋縄ではいかないことが多い。

リンクを解除する方法

それでは具体的に、リンクの貼られた計算式を解除する方法を挙げていく。

標準機能「リンクの解除」による

上記で示した、リボンの「リンクの編集」ボタンを押すと、なんか上図のような画面が出てくる。

この中の「リンクの解除」ボタンを押しなさいというのが、一般に紹介される方法だ。

しかしこのメニュー、本当に使いづらい。
この画面から「リンクの解除」以外のボタンをしょっちゅう使うよって人、いるんだろうか。

そして、この画面の「リンクの解除」では、リンクが1個のセルにしか貼られてないとかの超イージーケースなら対応できるが、リンクが多くなると普通にもう対応できなくなる

というのも、Excelで他のブックを参照する計算式が貼られてしまうときって大抵、凄い何千個ものセルにリンクが発生するし、リンクの発生源も複数散らばっているものだ。

そういう場合にこの「リンクの解除」ボタンを押しても、一向にリンクが解除されなくて、無限ループ状態に陥るものなのだ。
これは、経験者が多いはずだ。

実際こういう場合、中級者とかはどうやって解決しているのだろう。

コピー→値のみ貼付けなどして計算式を外す

リンクがどのセルにあるか、特定しきれないくらい大量にあるなら、これも1つの手だろう。

しかし、他のブックを参照してはいない通常の計算式まで外れないようにするのは、これではかなり難しいだろう。

マクロにより全てのリンクを外す

もうこれしか、決定的な解決方法はないと思う。というかこれでも、リンクが解除しきれないことも結構あるのだが。
そのマクロというのを、こちらに書いているので、続きはそちらで。

Excel VBA リンクを解除するマクロ→リンク解除した上でシートを切り離す 個人用マクロブックに組み込んで使おう

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